数日前に親戚から小さなイワシをたくさんいただいた。頭と尻尾を入れても10センチくらいのやつ。

三分の一くらいを煮て食べて、あとは塩を振っておいた。それを義母が1日干してくれたので、今日のお昼に焼いて食べたのだが、たーちゃんはそれをしっかり骨ごとかじる。小さいやつだから大人なら平気で食べられるくらい骨も柔らかくなっているが、二歳前の子供がこれをかじるかぁ〜、と感心してしまった。

お兄ちゃんはお魚苦手なのに、たーちゃんはお魚大好き。兄弟でも全然違うのね〜。

まだまだ右手をかばうたーちゃん。でも、お風呂では肝心の指先がお湯についていても気がつかないし、玩具を持っている時には右手も使っている。指先は触れないようにだけどね。もちろん布団にもぐって眠っている時なんか布団にこすりまくっているわけで。痛みがほとんどないようで、よかった。

＊

今日、買い物に出たついでにたーちゃん用のヘアピンを買ってきた。手の届くところに留めると外してしまうが、ちょっと後ろの方に留めるとどこにあるのか判らずに、そのうち忘れてしまう。シンプルな形のだけど、頭にヘアピンを二つ付けた男の子が、家にいる。

今のうちだもの。子供で遊んだっていいじゃ〜ん。

今日病院でどこかのおばあさんに「女の子？」と訊かれた。確かに髪を伸ばしているところだから、顔を良く見ないと一見女の子に見えるというのもあるだろう。1歳まではよく「女の子？」と訊かれた顔でもある。

しかし、いい加減男の子の顔になってきたと思っていたんだが。まだ見ようによっては女の子に見えたりするのねぇ。

＊

今日やっと手の包帯が外れた。もうそれほど保護しなくてもよくなったという事なのだけど、かえってたーちゃんは手をかばう。まぁ、包帯に包まれている時には多少手をぶつけても痛みを感じなかったのだろうが、さすがに傷あとが直接どこかに触れるは、まだ抵抗があるらしい。

お客さんにいただいたイチゴが、たーちゃんの夕飯になってしまった。出したあたしが悪い。(^_^;)

魚が好き、肉も嫌いじゃない。野菜もまあ子供にしては食べる。果物はだいたい好き。その代わり食べたくない気分の時には前にバクバク食べたもと同じものでも頑として受け付けない。

誰に似たんだ？(^_^;)

靴下が好きじゃないたーちゃん。家に帰ってきて靴を脱ぐのとセットの動作で靴下も脱ごうとする（上手く脱げなくて怒る(^^;）。

今日は朝から雪でさむ〜いのに、やっぱり靴下を履いてはいられないようで、病院から帰ったらすぐに脱ぎたがった。足が冷たいのに、彼は平気らしい。

＊

病院では、今日は、ずっと包帯を巻いていて洗えなかった右手をきれいに洗ってもらった。適温に温められた消毒液の入った器に手首まで浸けて、看護婦さんが優しくガーゼで洗ってくれる。固まった傷からカサブタがはがれかけているところもある。看護婦さんはそれを取れるだけ取ろうとしたが、まだ下手に引っ張らない方が良さそう。お医者さんは「自然にはがれるのを待とう」と言った。

今度は木曜日。もう病院へ行かなくてもいいかと思っていたが、もう少し様子を見て行くよう。

特に意識しないでいると、つい、たーちゃんの遊びたい心に応えてあげずに自分の休養とか用事を優先させている。そうするとたーちゃんがだんだんぐずり出す。動きたい盛りだからね、家に閉じこもってばかりではエネルギーが発散されないのでしょう。

で。たーちゃんがぐずるとあたしが疲れ、さらに出不精になってしまう。・・・悪循環。

自分自身に休養（身体と心の）が必要だと、それがないとイライラしちゃうからと、たーちゃんには我慢してもらうことも多いんだけど、そういう時にこそたーちゃんと思いっきり遊ぶのも、いいのかもしれない。

おやつに麦ウェハースなるものを出してあげたら、ポテチじゃないのが気に入らないらしく、怒っておやつが見えるところまで行って自分でポテチがないのを確認するたーちゃん。ポテチがないのを確かめたら、出されたウェハースをしっかり全部食べやがった。(^_^;)

しか〜し！たーちゃんお気に入りの袋はないけど、ちょっと変わった味のポテチはちゃんと見えるところにあったんだもんね〜。袋の色が違うから気がつかなかったんでしょう。

『勝ちv(^^)』と密かに心の中でVサイン。

子供みたいな親も、たまにはいいやね。

父親が今日、初めてたーちゃんの傷を見た。

愚痴なんだけど、たーちゃんにも関係があるのでここに書いてしまおう。

廊下にあるスリッパを履いて歩くのがお気に入りになっているたーちゃん。あたしのスリッパを履いて台所へ行き脱ぎ捨てて来たかと思うと、今度は義母の部屋まで行って義母のスリッパを履いて居間に来て脱ぎ捨てる。

義母が、たーちゃんを追いかけて来て言う。
「おばーちゃんのサンダル返して〜」
あたしが軽く「スリッパね」と突っ込んだら、今度はなんと
「たーちゃん、おばーちゃんのあんよは？」と、たーちゃんに訊いた。

・・・あんたはここまで、どうやって歩いて来たんだ？(ーー;)

それだけではない。たーちゃんの通っている病院は市内では大きな総合病院なので、整形外科の外来担当のお医者さんも2人いる。今日の診察の結果を報告していたら義母が言った「こっちの診察室にいるのは、院長先生なんだよね」

・・・・？？？？総合病院の院長先生が外来の診察をしているのか？

不思議顔のあたしに「整形外科の責任者ね」と済まして教えてくれた。
お願いだから、一般的に通じる名詞で話をして欲しい。たーちゃんにも物の名前をいい加減に教えるのは、よして欲しい。

日常的に言葉が通じない人との同居というのは、疲れます。(^_^;)

やっと手の傷が乾いてきた。今まで保護のために被せてあったガーゼがくっついてしまって、病院でガーゼを換えるたびに大泣きしていたたーちゃんだけど、今日はガーゼをはがすのがそれほど痛くなかったようで泣きが弱かった。

あとは月曜日にもう一度お医者さんにしっかり診てもらったら、たーちゃんの回復力に任せる（病院へは行かなくていい）ことになりそう。

今日はおでこに貼ってあった救急バンを外した。先日脳外科であっという間に貼られて「2〜3日したら勝手にはがしていいよ」と言われていたもの。見たら擦り傷程度の傷跡が、すでにかさぶたになっていた。改めて「こんなん、病院で診てもらうほどの傷じゃない」と思った。

手の方がまだ長引きそうだけど、痛みが弱くなってきたのか、たーちゃんがかばっていた右手を無意識のうちに使おうとする動きが出てきた。ちょっとでも回復してきている様子はいいんだけど、その為に包帯がすぐに緩んでしまう。(^_^;)

たーちゃんが興味を持っているもの、欲しいもの、見たことがあると認識しているもの等が目に付くと、指を指す。指を指し「ああ＊＊だね〜」と、たーちゃんが見ているものを認めてもらうのを待っている。

あのね、指をさすだけじゃなくて、何か言って欲しいのね。黙って指を指していても、気がつかないこともあるんだわよ。あ〜でもう〜でもいいから、声を出してくれないとぉ。(^_^;)

おしゃべりになると思っていたんだけど、案外無口なやつなのかもしれない。

お兄ちゃんの髪を切った。部屋に新聞紙を広げてハサミで切るのだが、それを見たたーちゃんが「かーいい（かわいい）」と。(^_^;)

この前たーちゃんの髪に髪留めをつけて「か〜わいい〜」と遊んでいたのを憶えていたのだろう。頭をいじられる＝「かーいい」ということなんだろうね〜。そう言うたーちゃんの方がかわいいんだもんな。(＊^^＊)

今日は手の消毒だけ。やることは包帯とガーゼを取り消毒してまたガーゼと包帯を巻くだけなのだが、前回巻いたガーゼが指に張り付いてしまい、それをはがすのが痛い。見ていても痛そう。(^_^;)

まぁ、皮が剥けてしまったところは、たーちゃんの治癒力に任せるしかないのだ。

それよりも、病院の待ち時間がたいへ〜ん。懲りずにあちらこちらと歩き回りたがるたーちゃんをなだめながら、呼ばれたときに聞こえる範囲で1時間。子供は飽きるし、お母さんは抱っこ連続で腰が痛くなる。治療するのはほんの数分なのに、待ち時間はその何倍も。

つくづく、元気がないと病院へは行けないよな、と思うあたしは、親の代からあまり病院へは行かないという性格を受け継いでいる。いわゆる「風邪」というものでは病院へは行かないんだなぁ〜。

今日は病院に行かなくていいので、1日家でのんびりと過ごした。引きずっている風邪を回復させることもかねての休養日。

たーちゃんはこのところほんの少し言葉の発達が進んできている。ちょっとずつの変化だから気づき難いんだけど「こーひー（どう聞いても『こーりぃ』と聞こえる）」と言ったり、あたしが「ワープ！」と言ったら「あーぷ」と真似をしたり・・・おお！同じ言葉を真似していると判るだけでもすごいぞ！

未だに意味不明の発音が多いんだけど、のんびりと、でも確実に進歩しているんだね〜。早く「お母さん」って言ってくれないかな〜。たま〜にあたしを見て「かっか？」と言うけど、イマイチそれがあたしを呼んでいるのかどうか、あやしい。(^_^;)

午前中に怪我の消毒に病院へ出かけた。

おでこの方は内出血で膨らんでいたのが元に戻っていた。昨日は大きなガーゼが貼ってあったのも、ちょっと大き目の救急判程度のものになった。ネット包帯などもういらないくらい。月曜日にテープをはがしたら終わり。

手の方がちょっとやっかい。きれいに切れていなくて皮がぺろぺろと剥けているのだが、傷自体は大きなものではないから自然治癒に任せて病院では消毒をして包帯を換えるだけ。が、なんと言っても小さな子供の手のこと、指一本ずつに包帯を巻くのではなく、4本指をグルッと巻いてしまう。親指のある「ドラえもん」という感じ。

包帯を外したり消毒をしたりは、痛くて泣くけど、終わればけろっとしている。機嫌もよく、元気だ。

心配してくれたみなさん、ありがとう。m(__)m

風邪も大分よくなってきたので、気分転換といろいろな用事を済ませるのを兼ねて、たーちゃんを連れて出かけた。

市役所と郵便局で用事を済ませ、この辺では比較的大きなお店（デパート）に行く。たーちゃんは目を輝かせ売り場をフラフラと歩き周り、手を繋ぎエスカレーターに乗ってどんどん上へ。最上階にはゲームコーナーや幼児が乗れる乗り物があり、そこでしばらく遊ぶ。親子共々機嫌よく遊び、咽も渇いたところでハンバーガーのお子様セットとジュース・コーヒーを買って一休み。のんびりと遊んでいい感じだった。

さて、それじゃあ、あとは予約してあったお兄ちゃんの制服を受け取って帰ろうというところまで来て、事件は起きた。

ずっと手を繋ぐか、目の届くところにたーちゃんが居るようにして動いてきたのに、最後の最後、制服の支払いをする時に手と目を離してしまった。「たーちゃんが傍にいない」と気が付き探し始めたとたんに聞こえてきた泣き声とお店の人の声。

その方向にはエスカレーターがある。

ダッシュで駆けつけた時には、自分が居る階に下って来ているエスカレーターの降り口のところにたーちゃんが横たわっていた。お店の人が速攻でエスカレーターを止めてくれていた。右手の指がちょうどエスカレータの溝に沿うようにして段が床に吸い込まれるところに挟まっている。転んだ時におでこをぶつけたようで額をほんの少し切っていた。おでこの出血をハンカチで抑え、手を引っ張り過ぎないようにしながら、たーちゃんの頭を抱きかかえる。

・・と、たーちゃんが自力で挟まっていた指を抜いた。指が細かったからだろうか、店員さんがすぐにエスカレーターを止めてくれたからだろうか、思ったほど挟み込んではいなかったよう。薬指の爪が割れていたが、怪我自体は大したことなさそう。おでこの出血もすぐに止まりたんこぶになっている。たーちゃんの全体を見渡し、正直、ホッとした。

そのまま自力で病院へ行こうかとも思ったが、お店の人が救急車を呼んでくれていた。とりあえず、他の客から見えないところへ行き、たーちゃんを落ち着かせる。駆けつけた救急隊員が「どうする？救急車に乗る？」と訊いて来るくらいの軽症。「どうする？」と訊かれても「どうしたものか？」としばし迷う。結局「どうせ病院に行くのだから乗せて行ってもらった方がいい」という周りのお世話に甘えて、救急車に乗り総合病院へ。

時間外診察という部屋でざっと診てもらってから、レントゲン室（頭の写真）、脳外科の診察室、整形外科の診察室、レントゲン室（手の写真）、整形外科の診察室と動き回って、やっと終了。たーちゃんは頭と右手に包帯を巻かれた姿に。骨には全く異常がなく、化膿止めの薬を飲んで数日間様子を見るということになった。外傷の消毒のため明日も病院へ行かないとならない。もしかしたら数日間続けて通うのか？その辺は明日行った時にまた説明があるだろう。会計と処方箋の受け取りを済ませ外の薬局で化膿止めの薬をもらって一段落。

帰りは救急車というわけにはいかないので、タクシーに乗ってお店に戻り、お世話してくれた人たちに怪我の状況を伝え御礼とお詫びを言い、預けておいたお兄ちゃんの制服を受け取って自分の車で家に帰ってきた。

たくさん遊んで、思わぬ怪我をしてあれこれ連れまわされ泣きつかれたたーちゃんは、帰路の車の中でやっと眠った。

エスカレーターの事故は重大なことにもなりかねない。気をつけていたつもりなのに、ちょっとの油断がたーちゃんに怪我をさせてしまった。まだ判断力のない小さな子の怪我は親の責任だ。泣きながら痛みに耐えて診療を受けるたーちゃんに「ごめんね」と何度も謝っていた。そして、大した怪我にならなくて心底ホッとしている。

朝、目を覚ましたら、なにか違和感があった。「ん？」と思ったらあたしの布団の中にたーちゃんがいない。また布団から転がり出たか？と思いながら見回したら、なんとたーちゃんは自分の小さな布団の中で大人しく眠っていた。

・・・そういえば、昨夜起された憶えがない・・・な。寝ぼけた頭。嬉しいような、びっくりしたような。あまりに突然の出来事に「生きているんか？」と、たーちゃんの身体に触ってみたりしちゃった。

たーちゃんは1歳10ヶ月。2年近くの間毎日一緒に眠ってきた。昨夜はたまたま、たーちゃんも熟睡していたのかもしれないけど、これからは一人で眠ることも段々と多くなって行くんだろうな。

お兄ちゃんから回ってきた風邪。しっかりあたしもたーちゃんも感染しました。子供たちだけの風邪の時はまだしも、親が風邪ひいてしまうと子供も落ち着かないのよね。どうしたって風邪のダルさでイラつくからねぇ・・・。寝苦しさにぐずる子供に、放っておいて欲しい親。ぶつかり合う甘えと甘え。

ようやくあたし自身が風邪の山を越え、たーちゃんも洟垂れ小僧になりながらも大分元気が出てきた。あとはお兄ちゃん。これがなかなか厄介で熱が下がらない。ま、手は掛からない年齢だからラクなんだけどね。

親子3人で鼻をかんでいるから、ティッシュの消耗が激しいこと。(^_^;)

仕事上の集まりにたーちゃんを連れて行った。いつも適当に周りの人が遊んでくれるから遠慮しないで連れて行くのだが、今日は9ヶ月年上の女の子がいて、彼女と楽しそうに遊んでいた。やっぱり子供同士で遊べるというのは、いいわねぇ。

2歳7ヶ月の女の子は、もうかなり喋っていて、とてもかわいかった。比較的言葉の遅いたーちゃんだけど、3歳になる頃にはこれくらい喋るのかな？なんて思ってみた。